LIBERTY
 
konomi's lonely room
 



Past...

昔むかし

あたしは貴方しか見えませんでした。


小さなことにドキドキして

ささいなことに喜んで

一緒に居る時間が大好きでした。


「気が合うね」

一番感じてた共感や一体感

あたし達二人だけじゃなくて

廻りさえそう思う程

貴方とあたしは同じ考えや感情を沢山持ってた。






だからこそ


一緒に居たいと思った








あたしが間違った






恋人同士になって










離れてしまった心




一方的に傷つけて

離れて

別れを告げた







あの時の貴方の涙も


「こんなに誰かを好きになったのは初めてだ」

振り絞って言ってくれた言葉も


あの沈黙も



頭に残って消えません。








あたしが何もかも悪いのに。














あの頃

あたしはあたしが大嫌いで

本当に大嫌いで


こんなあたしと一緒に居る貴方が

本当に良くないと思った




キライになったわけじゃない



まっすぐな貴方の

純粋で綺麗な貴方の

隣には座れなかった。













あれからもうすぐ10年。



今でも変わらず会ってくれる。





相変わらずしいたけが嫌いで

出っ歯で

優しくて

寂しがりやで

自由な人。






ごめんね。








やっぱり


戻れない。







彼を裏切ることを

一瞬でも考えると



悲しくて悲しくて

死んでしまいたくなるから。





「出会う順番が逆だったら、一緒に居れたかもね」


「正直、今でも戻りたくなる時があるよ」


「強引にこのみを奪ってしまっても、ついてきてくれるんじゃないかって思ったりする」





嬉しかったのは本当。




ありがとう。








でも


ごめんね。





あたしはもう二度と誰かを傷つけたくないんだ。



ごめんね。



09/28(水)15:33 | トラックバック(0) | コメント(0) | *サモトラケのニケ* | 管理

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